近鉄電車の写真」カテゴリーアーカイブ

2610系/2800系

2610系は、長距離運用に充当されていた2200系や2250系を置き換えるために1972年に登場した形式で、登場時は4扉ながら全席クロスシートでした。
足回りは2410系と同等のものが採用されましたが、車体は冷房装置が搭載された関係で断面が変更され屋根が深くなりました。
他形式と比べて側面窓の天地寸法が上下に拡大されたほか、長距離輸送用ということもありサ2760形に便所が設置されています。
また増備途中でクーラーが増強され、X16までは分散型だったものがX17以降は集約分散型となりクーラーキセが連続型に変更されました。
1976年までに4両×17編成が製造され、現在は3編成(X21/26/27)がL/Cカーに改造され名古屋線で、それ以外の編成は車体更新時にロングシートに改造され大阪線で運用されています。
なお1編成目の車体更新となったX11は、ロングシートの袖仕切りに1422系等と同じものが採用されましたが、コストの関係か以降の編成には波及せず2800系後期型のようなパイプのみのものとなりました。

ク2710-モ2660-サ2760-モ2610
X11(C#2711-2661-2761-2611)
X12(C#2712-2662-2762-2612)
X13(C#2713-2663-2763-2613)
X14(C#2714-2664-2764-2614)
X15(C#2715-2665-2765-2615)
X16(C#2716-2666-2766-2616)
X17(C#2717-2667-2767-2617)
X18(C#2718-2668-2768-2618)
X19(C#2719-2669-2769-2619)
X20(C#2720-2670-2770-2620)
X22(C#2722-2672-2772-2622)
X23(C#2723-2673-2773-2623)
X24(C#2724-2674-2774-2624)
X25(C#2725-2675-2775-2625)

2800系は1972年に登場した、当初から冷房車として製造された通勤型車両です。
車体断面と足回りは2610系と同様である一方、座席はロングシート、窓の天地寸法は2430系と同一となりました。
こちらも増備途中でクーラーが増強され、AX05以降の編成は連続型クーラーキセとなりました。
また名古屋線向けに登場したAX17のみ当初からサ2967に便所が設置されました。
1979年までに2両×2編成(AX12/14)、3両×4編成(AX01/02/03/04)、4両×11編成(AX05/16/17/18/19/10/11/13/15/16/17)が製造され、現在は4両×3編成(AX11/13/15)に便所を設置のうえL/Cカーに改造したものと、3両×4編成と2両×2編成、4両だったAX09のサ2959を廃車にしたうえで3両編成としたものが名古屋線で、残りの4両×7編成が大阪線で運用されています。

ク2900-モ2850-サ2950-モ2800
AX05(C#2905-2855-2955-2805)
AX06(C#2906-2856-2956-2806)
AX07(C#2907-2857-2957-2807)
AX08(C#2908-2858-2958-2808)
AX10(C#2910-2860-2960-2810)
AX16(C#2916-2866-2966-2816)
AX17(C#2917-2867-2967-2817)

2410系/2430系

2410系は1968年より製造が開始された通勤車です。
制御方式は1966年に登場した2400系と同じく抵抗制御で、1C4Mの三菱製主制御装置が採用されました。主電動機も同様に三菱製のMB-3110-A(155kW)が搭載されている一方、台車については新設計の空気バネ台車 KD66 に変更されました。その他、扇風機に代わりラインデリアが装備されたために屋根高さが低くなったほか、側窓高さ等が変更されています。これらの装備は以降約10年に渡り大阪線通勤車のベースとして改良を重ねつつ、1979年の2800系最終増備車まで採用され続けました。
製造は1971年のW28で一旦終了しましたが、1973年にTc車とMc車が3両ずつ増備されました。後述の2430系登場後ということで車番が重複するのを避けるため、末尾29,30,10という順に製造されました。

2430系は1971年以降、2410系の3両版として製造された形式です。
当初は3両編成を組んでいましたが度重なる編成組み換え(1000系や1810系も絡んでいます)により現在は2~4両編成が混在しています。
また3両編成のほかにも、2410系に組み込むためのM車とT車が1973年に2両ずつ製造されています。

大半の編成が製造から50年近く経過していますが、未だに編成単位での廃車が発生していません(W11は”はかるくん”に転用されましたが…)。
当分は安泰かと思われますが、昨今の減量ダイヤで車両が余り気味?なのが不安要素でしょうか。

ク2510-モ2410
W12(C#2512-2412)
W13(C#2513-2413)
W14(C#2514-2414)
W15(C#2515-2415)
W16(C#2516-2416)
W17(C#2517-2417)
W18(C#2518-2418)
W19(C#2519-2419)
W20(C#2520-2420)
W21(C#2521-2421)
W22(C#2522-2422)
W23(C#2523-2423)
W24(C#2524-2424)
W25(C#2525-2425)
W26(C#2526-2426)
W27(C#2527-2427)
W28(C#2528-2428)
W10(C#2510-2410)

ク2510-モ2450サ2550-モ2410 ※太字は2430系
AG29(C#2529-24572557-2429)
AG30(C#2530-24582558-2430)

ク2530-モ2450-サ2550-モ2430
AG31(C#2531-2451-2551-2437)
AG32(C#2532-2452-2552-2438)

ク2530-モ2450-サ1970-モ2430 ※斜字は1810系
AG33(C#2533-2453-1977-2433)
AG43(C#2543-2463-1976-2443)

ク2530-モ2450-モ2430
G35(C#2535-2455-2435)
G36(C#2536-2456-2436)
G39(C#2539-2459-2439)
G40(C#2540-2460-2440)

ク2530-モ2430
W37(C#2537-2431)
W38(C#2538-2432)
W41(C#2541-2441)
W42(C#2542-2442)

5800系/DF11

2010年秋ごろ、奈良県で開催された「やまと花ごよみ2010」の宣伝用にモ5411とサ5711の2両にラッピングが施されました。
数ヶ月で剥がされたのが残念に思えるほど綺麗なデザインでしたね。
2010/9/1


あまり熱心に記録していなかったので、こんな画像しかありませんでした・・・。
2010/10/3


2013年ごろの検査入場で側面に貼付されていたL/Cカーのステッカーが撤去され、運転台窓下の金属プレートのみとなりました。
2018年には種別灯が電球からLEDに交換されました。このカットは偶然点灯状態ですが、どうも高速シャッターに耐えられる仕様ではないようで、なかなかうまいこと写ってくれません・・・。
2018/3/2